「金など貴金属相場は堅調地合い・しかし石油や穀物相場は同値圏で推移」【ドットコモディティ】
2012-01-12
(1/12) 更新
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【原油】
12日の原油相場は、軒並み高。ただし上げ幅は小幅であり、同値圏の域を出ることはなかった。大引けの前営業日比(帳入値比較)は、30~250円高。先限の帳入値段は前日比30円高の5万2360円。
11日のNY原油は軒並み安。期近から期中にかけた限月は1ドル強の下落で引けた。中心限月の2月限は前日比1.37ドル安の100.87ドル。一時100.55ドルまで下げたものの、100ドルの大台割れは回避された。
NY原油マーケットは、米石油在庫統計を受けて原油の需給ひっ迫観測が後退し、売りが優勢となった。米エネルギー省が発表した週間の石油在庫統計で、原油在庫が3億3460万バレルと前週比で市場予想以上に増加した。欧州債務問題が世界景気の先行き見通しを悪化させるなか、今後の原油需給が緩むとの見方から売りが広がった。米政府の統計によると、原油在庫は先週496万バレル増加し、増加幅は事前予想のほぼ5倍となった。需要減少に伴い燃料在庫も増加した。ドイツ連邦統計庁が昨年10-12月(第4四半期)の成長はマイナスとなった模様だと発表したことも原油の売りにつながった。
本日午後5時からの夜間取引は、強もち合い推移を予想。NY原油相場の中心限月は午後15:30現在100.38ドル。予想レンジ(先限)は、5万2300~5万2500円。
【金】
12日の東京金の日中取引は、総じて小幅上昇。大引けの前営業日比は16~21円高。前日のNY高が好感されて買いが先行した。ロコ・ロンドン現物が強含みに推移したことも下値を堅くさせた。
11日のNY金市況は小幅上昇。全限ともに8ドル前後の上昇となった。中心限月の2月限は前営業日比8.1ドル高の1639.6ドルで引けた。一時1648ドルまで上昇した。
株式市場は原油の下落を受けてエネルギー株から売られる展開となり、13ドル安と小幅ながら3日ぶりに反落。イタリアとスペインの国債入札を週末に控えて欧州の債務不安がくすぶっていることも警戒され、為替市場でユーロが対ドルで下落。格付け大手フィッチ・トレーディングスが「ユーロ支援のため欧州中央銀行(ECB)がさらなる行動を起こさないと、厳しい事態を招く」と警告した。
本日、5時から取引が再開される夜間取引では、強含みの展開が予想される。ロコ・ロンドン現物が小高い商状となっている点が好感されそうだ。午後3時30分現在のロコ・ロンドン現物は1645.73ドル。東京金先限ベースの予想レンジは4060~4100円中心。
【コーヒー】
12日のコーヒー相場(アラビカコーヒー)は、大きく上昇した。前日のNYコーヒー相場が顕著に上昇したことから連動高となった。特に当限は1200円高と激しく値上がりして引けた。大引けの前営業日比は、変わらず~1200円高。
11日のNYコーヒー相場は、軒並みに急騰した。期近は8セントを上回る大幅な上昇となった。期先も7セント強の急伸。中心限月の3月限は8.95セント高の234.90セントで取引を終えた。一時235セント台まで上げた。特に買いが入るような材料はなく下げ過ぎの反動でテクニカルに上昇した。
【ゴム】
12日の東京ゴム先物相場は、続伸。大引けの前営業日比は、2.2~3.6円高。今年に入ってからは、1つ期6日の揉み合いとなったのを除き、残り5日はすべての取引日で上昇した。買い方は5勝1引き分け。
今年に入ってからのゴム相場は上向き傾向が維持され、更に今後も上昇傾向が保持されて高値追いとなる公算が強い。この原因は、米国の景気指標が好転していることを背景に株価が上昇していることで、景気の先行きに対する楽観的な見方が広がっている、日米など大手国の自動車の販売が上向き傾向となっていることなどの要因が挙げられる。
タイRSS3(対日商社向け2-3月FOB契約/バンコク港積み)340.00¢。理論上の採算値は270.80円。原料であるUSS3はkg当り88.0バーツ中心。
【大豆】
12日の東京一般大豆は総じてまちまち。期近高の期先安。大引けの前営業日比は、80円安~540円高。先限は70円安の3万8990円で取引を終えた。東京コーン相場は強含み。大引けの前営業日比は80~310円高。先限は100円高の2万3080円で取引を終えた。
シカゴ大豆、コーン市場は前記のように南米の降雨範囲と降雨量が事前の予想を上回ったことが弱材料視されて大豆から急落した。コーン市場は狭いレンジで終始したが、前日から上値をやや押し下げるなど高値警戒ムードが優勢。
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